2016 先輩からのメッセージ

標準札幌校で学んだ先輩達は、今年も多くの難関大学・学部を見事突破しました。
その先輩から今年も中学合格を目指す後輩たちに「激励のメッセージ」が届きました。

東京大学理科Ⅲ類(医学部)、慶應大学医学部合格 森本啓太さん

北嶺中・高等学校卒業

6年以上たった今思い返してみても、標準での日々は大変楽しいものでした。
授業やテストは難しく、夜遅くまで残ることもしばしばありましたが、新しいことがわかることや、自分の成長が実感できることが面白く、全く苦痛にはなりませんでした。標準の先生方の指導のお蔭でこのように感じることができたのだと思います。

また、北嶺やその他の難関中学校を志望する仲間が標準には数多く通っており、彼らと切磋琢磨できたことも貴重な体験でした。

私が第一志望の東京大学に合格できたのは北嶺に通ったお蔭であり、そして北嶺に合格できたのは標準のお蔭です。標準生のみなさんには、標準を信じて努力し、各々の目標を 叶えて欲しいと思います。私も陰ながらみなさんを応援しています。

東京大学理科Ⅰ類合格 金田昂さん

鹿児島ラ・サール中・高校卒業

標準なしには今の自分は無かったように思います。
小1から6年間通いましたが、毎週の精選テストに向けての対策、終えた後の復習、といった習慣が標準で身についたお蔭で勉強というものの基礎が確立できました。

また、小6から新設されたNAL特進クラスでの経験はとても大きいです。まずNALクラスの、少ない人数で全員が難関中学合格を志し、同じ方角を向いて必死に努力するという体験は中学、高校でもなかなかないものでした。また、NALクラスのレベルはとても高く、クラスの仲間には、明らかにセンス抜群の人がいて、よくテストで負けていたのですが、彼の存在は「なにクソ負けるか」という根性を育ててくれました。

一番印象深いのはテストで一度0点を取った時です。あの時はさすがにへこみましたが、そのお蔭でちょっとやそっとではへこたれないタフさも身についたと思います。

最後に、標準に通う小学生に向けてのメッセージとして、道外を中・高と過ごしてきた自分からしても標準は道外の塾と比べて『素晴らしい環境』を提供してくれていると感じます。今やっていることは中学受験に留まらず、必ず後に役立つので標準を信じて諦めずに頑張ってください。

北海道大学医学部医学科、慶應大学医学部合格 宮﨑大志さん

北嶺中・高等学校卒業

慶應大学への進学が決まったいま、受験を振り返ってみると、標準で過ごした時間が色濃く思い起こされます。私は、平日授業・土曜の精選テスト・NAL特進クラスで標準にお世話になりました。

平日授業では、必要かつ十分な情報量を備えた標準独自のテキストを用い、基礎から考えさせる丁寧な指導が展開されます。この予習・復習をこなしていくことで、自立的な学習習慣や思考力、豊かな感受性などを養うことができたと思います。

土曜の精選テストの内容は、主に平日授業で学習したことの確認であり、テスト直後に解説授業があるのが魅力です。平日授業+予習復習→精選テスト→解説授業→復習の繰り返しで、弱点のない実力を確実に身につけていくことができるのです。この学習サイクルを貫けば、北嶺に合格する力を確実に培うことができます。

また私は、これに加えてNALクラスにも参加していたことが、北嶺に入学した後の自分にとって、とても良かったと感じています。NALの授業は毎日夜遅くまで続き、課題の量も膨大です。当然、NALの授業の予習・復習にもある程度時間がかかるので、NALの教材をこなしていくために、必然的に一日中がむしゃらに勉強することになります。つまり、NALクラスに入ることで、一つのことに専心して努力する習慣を身につけることができるのです。この習慣は、中学入試のみならず、その先に控える大学入試でも必ず活きることでしょう。

みなさん、是非標準に、そしてできればNALクラスに入り、弱点のない実力と学習習慣を身につけていってください。

京都大学農学部合格 泉和花さん

札幌南高校卒業

あまり自信がなかったので、今は合格したことが嬉しく、またほっとした気持ちです。
私はもともと東大を志望していましたが、直前で京大に志望を変えました。時間が無い中なんとか合格できたのは、基礎を重要視すること、地道に勉強することが身についていたからだと思います。どちらも標準で学んだ三年間で得たものでした。

標準での勉強は大変ですが、中学、高校での勉強にも通じるとても大切なことを学ぶことができると思います。後輩の皆さんにも、いま標準で学んでいることはこの先の勉強にもとても役立つということを胸に刻みながら、標準での勉強を大切にして欲しいなと思います。がんばって下さい。

北海道大学医学部医学科合格 幡直浩さん

北嶺中・高等学校卒業

私は北海道大学医学部に合格し、ホッとすると同時に、夢にさらに一歩近づくことができ、とても嬉しく思っています。

私は小学校一年生から六年間標準に通っていました。標準での六年間で私は「自分の力で考えること」の大切さを学びました。これは中学、高校での勉強にとても活かされました。特に、五・六年生のときは自分で考える力がついたと思います。プリントやテストなど、一回間違えてすぐ解説を見るのではなく、正解できるまで解き直し続けます。そうすることで、なぜ間違えたかがよく分かり、同じような間違いをしなくなっていきます。

自分で考える力がついたことはで、中学、高校での数学や理科が、さほど苦労することなく進めることができました。

私は高校時代、あまり真面目に勉強しなかったにもかかわらず、大学受験を乗り越えられたのは、小学校時代にこの力を養うことができたからだと思っています。標準の先生方にはとても感謝しています。

また、NAL特進クラスでは、灘や開成など難関中学の問題を通して、応用力を磨き、良きライバルと切磋琢磨することで、自分の力を大きく伸ばすことができました。このようなライバルとは、毎年行われている夏合宿でも出会うことができます。私は小学校一年生の時から六回参加しました。合宿では授業や様々なイベントを通して、他校の人たちと親しくなり、その後もお互いに連絡をとり合うようにしていたために刺激になりました。だから標準生の皆さんにはぜひ合宿に参加してほしいと思います。

最後に、標準生のみなさんが、先生方から多くのことを吸収し、いろいろな面で大きく成長して夢を実現できることを祈っています。

北海道大学医学部医学科合格 五十嵐大河さん

北嶺中・高等学校卒業

第一志望に現役で合格することができ、今までにないほど大きな達成感を味わうことができました。しかし、ここに満足することなく、これからも自分を高めていくことが大事だと考えています。標準に通う小学生のみなさんにも、このことを肝に銘じて欲しいと思います。中学受験も大学受験も、最終的な自分の目標を実現するための通過点に過ぎません。先を見据えて、自分がやるべきことをし続けましょう。

ここまで偉そうな文章を書いてしまいましたが、私自身、常にこのような真面目なことだけを考えていたわけではありません。むしろ私は他人と比べても気楽に勉強をしていたと思っています。勉強することを苦しいことと思わずに、楽しむくらいの気持ちでいれば、いい結果に繋がり易いと思います。

いま思い返せば、NAL特進クラスにいたときに仲間と競い合って楽しく勉強に取り組んでいたことが、今の私の原点であるように感じます。

中学合格を目指す標準の皆さん、目標実現のため、日々の勉強を楽しみながらこなしていってください。皆さんが良い結果を得ることを祈っています。

東京学芸大学教育学部国際教育専修合格 富岡展章さん

北嶺中・高等学校卒業

標準に入会して中学受験を目指す前から、将来は北大医学部に入学し、医師になろうという目標で勉強していました。ところが、高校に進学してから、学校以外の活動で、小さいころからの目標を変える貴重な体験が何度かあり、そのことがきっかけになりこれから目指す道に変わりました。

この経験を踏まえて、私から皆さんに伝えたいことは「勉強以外にもいろんな体験を積み重ね、将来の目標を決める」ということです。

将来つきたい職業を決めている人もそうでない人も、これからいろんな職業の道でがんばっている人と出会う機会があると思います。また、いまは知らなくても興味を誘われる仕事に出会うかもしれません。そんな機会を大切にしてください。多くの体験が自分自身を成長させてくれるし、社会への視野も広がります。

中学合格を目指している皆さんへの直接の激励にはなっていませんが、いつか自分の進むべき道を決める際には、このことも大切に考えて欲しいと思います。

いまは勉強を通して豊富な知識を得ることが大切ですが、その上でいろんな経験を積むことにより「知恵」を授かることができます。知恵の備わった人は周りから尊敬されます。受験勉強を頑張りつつ、日々の生活を、体験を、思いやりを、全て大切にすることを忘れないでください。標準を巣立っていく皆さんが、多くの人に尊敬される人間になることを願っています。

旭川医科大学医学部合格 東空さん

鹿児島ラ・サール中・高校卒業

私が医師を志したのは、高三の秋、旭川医大の自己推薦文を書き出した頃です。順番がおかしいように思えますが、正直なところそれまでは、特に志望大学や学部を決めておらず、乱暴な言い方をすればどこでも良いと思っていました。

そんな私ですから、合格までの過程を書くよりも、楽しかったラ・サール中・高での生活について書いてみようと思います。

有名進学校のため周りの人たちは、化け物ではと思わせるような成績優秀者ばかりだろうと恐怖心を抱きながら入学しました。しかし、意外にもそうではありませんでした。大多数は精神的にまだ「お子ちゃま」な上、考えていた程優秀なわけでもないと感じました。

ただし、トップ層にはその化け物のような人たちがおります。トップ層のレベルが高いと自然に全体も高くなります。

また、入学時の成績は大学受験にはあまり関係ないということも感じました。入学時、学年の成績が下位の人であっても、最後には学年上位になり、東大に合格する者も珍しくありません。

ラ・サールを目指している人のために、寮生活についてお話します。親御さんは心配なことも多いと思いますが、普通に生活できる子であれば、何の問題もありません。食事、風呂、洗濯と何から何まで面倒を見てくださると言うと少し言い過ぎかもしれませんが、私が寮生活を思い返す限り、困った事は何もありませんでした。(アレルギー持ちの人のために別メニューもありました。)

最近、テレビでラ・サールのことが度々報じられて、ガリ勉ばかりの様なイメージを与えていましたが、全くそんな事はなく、寧ろ「サボラー」の方が多いです。毎日3時間ほどの義務自習だけをやる程度で、塾に行っている人もほとんどいませんでした。

それでも東大、京大、医学部などに毎年50名位合格できる要因は、先生方が中身の濃い授業をしてくださったからだと思います。

最後に中学受験を前にしている皆さん、計算力を鍛えておくことが中学入学後も大切です。さらに勇気を出して道外校にも是非挑戦してください。違った環境を体験することは、自らの視野が広くなります。合格目指してガンバってください。

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